道路

　道路は人・物資の輸送ばかりではなく、電気・ガス・水道などのライフライン、地域住民 の生活の場となる重要な空間です。
　私どもは、従来のように利便性・安全性・経済性を追求するばかりでなく、地域住民の生活に 根ざした多様な空間を創造するとを目的とし、道路事業に携わっております。

橋梁

　橋はかつて「端」や、端と端をつなぐ「間」とも書かれていたそうです。
私どもは単に道路の障害物(河川など)を乗り越えるための構造物ではなく、人や物をつなぐ 「はし」を作る橋梁設計を目指しております。

河川事業

　古来より河川は、人間に恵みをもたらしその流域に文明を発達させるとともに、氾濫により 人間の生存を脅かす存在でもあります。
　また、近年では自然との交流の場、地域住民の学習の場、憩いの場として河川の機能が見直されています。
私どもは、治水・利水を目的とした河川施設を設計に携わっていく中で、自然との共生や河川空間の創出を提案しております。 　　　　　

砂防事業

　崖崩れ、土石流、地滑りなどの土砂災害は人命や財産を脅かす恐ろしい災害です。
　私どもは、土砂災害への対策となる砂防施設(砂防ダムなど)の設計に携わり、人家や公共施設を守ります。 　　　　

治山事業

　「砂防の父」と称されるヨハネス・デ・レーケは「川を治めるにはまず山を治めるべし」と治山事業の重要性を 説いたように、先進国では稀と言われるほど急峻な地形の多い日本では、上流域の森林機能の維持・向上や 土砂流出の抑制が重要となっています。
　また、近年では森林の持つ多面的機能(土砂災害の防止、生物多様性の保全、水源かん養、保健休養の場の提供など) も見直されています。
　私どもは、こうした森林の機能が将来にわたって維持されていくことを常に意識しながら、治山施設の設計や 森林整備、森林空間の創出などに携わっております。